今月末行うイベントのFlower Fairies展
Flower Fairiesの思い出は、子供のころに食べたチョコレート、森永ハイクラウン
お若い方はご存じないかと思いますが、たばこの箱のような大きさの箱にチョコレートとこのカードが一枚入っていて、それがうれしくて、ずいぶん集めたものです
今からもう何年も前になりますが、大人になったわたしは、もうそのカードもなくしてしまったけれど懐かしく、いったいあれは誰の書いたものだったのか知りたくてたまらなくなり、今のようにインターネットの普及していない頃でしたので、直接、森永さんに電話をして尋ねたのです
とても丁寧に対応していただき、フラワーフェアリーズは、イギリスの挿絵画家であり児童文学者であった、シシリー・メアリー・バーカー(1895年~1973年)が描いた花の妖精だったことがわかりました
1923年には最初の詩集「Flower Fairies of the Spring」が出版され、その後全部で7冊の詩集が出版されました
そのころは、それを調べるのも大変でしたし、それにまつわるものはなかったように思いますが、最近では、本も飛び出す仕掛け絵本になったり、ノートや便箋といったグッズまで販売されているようで、・・・な部分もあるのですが、私の中では、やはり子供のころ集めたカードと掌に収まる詩集の中の妖精たちなのです お時間のある方は、ぜひ、いろいろな妖精に会いに来てください