小淵沢に絵本美術館という素敵なところがあります
初めてそこを訪れたのが、12月
小淵沢にいる友人の車で連れて行っていただきました
夏に小淵沢を訪れた時、絵本美術館、という看板を見つけて、次回訪れることがあれば、ぜひ、行ってみたいという私のリクエストに友人が応えてくれたのです
中に入ると、とても短時間では見つくせない絵本が、それぞれのコーナーに展示されていてわくわくが止まりません
作家ごとに分かれたコーナー、それぞれテーマを持たせた展示が充実していて、原画も多く見ることができます
ターシャ・テューダーのお部屋にはちょうどクリスマス時期でツリーも飾られ、ターシャさんの暮らしぶりがわかる写真パネルとともに、彼女の温かみのあるタッチの絵本がそろっています
そして2階の展示を見に行くときでした
階段の途中にFlower Fairies のコーナーがあり、作者であるシシリーメアリーバーカーの説明や 絵本や書籍もそろっているではないですか?
私の友人はこちらの美術館の方と、以前よりのお知り合いだったようで、久しぶりの再会にお話をされていました
もし、彼女が知り合いでお話していなかったら、そしてフラワーフェアリーズのコーナーがなかったら、とても初めて訪れたところでそんなお話をすることはなかったと思うのですが、このコーナーを見つけた嬉しさに 「私もフラワーフェアリーズが好きで、実際のお花と一緒に写真に撮っているんです」と思わず話してしまいました
すると美術館の方が「まぁ、そうなんですか?いつか拝見したいです」とおっしゃってくださいました
実は私は今回、こちら方面に来たのは、次の日、お会いする方たちにそのポストカードお見せするお約束が目的だったので、友人の車に全種類のポストカードが載ったブックレットを積んでいて、思いがけず、ご覧いただくことになりました
すると、なんとこのポストカードを全種類、絵本美術館で扱わせていただけないでしょうか?とおっしゃってくださり、思いがけない出会いから、それも、今お会いしたばかりでこんな嬉しいお申し出をいただいたのです
最初は、いったい何がおこったのだろうとびっくりしてしまいましたが、こんな素敵な空間でポストカードをご紹介いただける嬉しさが、後からじんわりとこみあげて外の寒さと裏腹にどこまでも温かな気持ちでいっぱいになりました
年が明けて先日、納品に行ってまいりました
美術館に着くと、目の前には何も遮ることなく正面に富士山が見えます
前回は曇っていたのか全然気が付きませんでした
そしてぐるっと周りには雪をまとった八ヶ岳の山々が続きます
今まで、スキー場での冬山は見たことがあるのですが、冬の山がこれほどまでに素晴らしいということに気づいてはいませんでした 山の景色は冬こそ素晴らしいのだと感じました
そしてそんな感動とともに帰宅した数日後、絵本美術館様から、早速、コーナーを作って販売も始めてくださったと写真とともにお便りを頂戴しました
それが、なんとも素敵なアイディアで、3枚を組み合わせて、一枚目だけを見えるようにしてくださって後はどの子が当たるかお楽しみ、にしてくださったというのです
そして、とても素敵なラッピングをして、遊び方、楽しみ方まで送って下さいました
そしてそこに添えられた、ポストカードを作っている私のことを紹介してくださっている文にも、私が、シシリーの植物を見るまなざしを通して、自然と触れ合いながらどんなに楽しく撮っているかをとても良く理解してくださっていて、胸がいっぱいになりました
ここに、そのポップを掲載させていただきます
日本で広く親しまれ、多くのファンをもつ花の妖精画家、シシリー・メアリー・バーカーの最初の妖精詩画集『Flower Fairies of the Spring』(春の花の妖精)が出版されてからもうすぐ100年を迎えます。小淵沢絵本美術館では、開館以来『フラワーフェアリーズ』のミニコーナーを設けてきました。ここにメモリアルイヤーをお祝いし、新しいポストカードシリーズを喜びとともに皆様にご紹介いたします♪フィオーレ スパーツィオによるこれまでなかった視点で作られた、フラワーフェアリーズの新しいポストカードシリーズ(公式ライセンス取得)は、シシリーの描いた花々が植物図鑑といえるほど‘’ほんものにそっくり’’であったことを、驚きとともに教えてくれます。
まるで【コティングリー妖精事件】の再現のようにカメラの前に設置された、花の妖精画の切り抜きは
咲きほこる生花の中で、まるで息づいているかのごとくファインダーに収まっています。
それらは、ひとつひとつのお花のいちばん良い時期にフィオーレ スパーツィオが各地に足を運び、細やかなセッティング
をして表現された 手作りのマジック です。
シシリーの描き出した細密な野花、そして愛らしく生き生きとした妖精たちと実際の草花との共演をご覧ください
◆フラワーフェアリーズ フォーチュン・ガチャ カードセット◆ |
フィオーレ スパーツィオ & 小淵沢絵本美術館 コラボ オリジナルセット商品
1袋に3種類の違う花の妖精カードが入っています
1枚目は、紙袋の丸窓から見えている花の妖精のカードが入っています。
2枚目と3枚目は、シークレット。どの花の妖精カードが入っているか、
開けてからのお楽しみです!
ヒントとして、シークレットカードの花の『花言葉』がタグに記載されています。
自分の気分に合わせたフレーズで選んだり、カードを贈りたい(送りたい)方が
いる場合にはその方のイメージに合わせたり・・・♪
シシリーの描いた花の妖精たちはどれも素敵ですので、引き寄せられた
フォーチュンカードとのワクワクの出会いをお楽しみ下さい!
◆カードの楽しみ方◆新しい発想で実現したこのカードは、友人や家族に手紙を書いたり、お気に入りをお家に飾るのは
もちろんのこと、様々なアイデアでお楽しみいただくことができます♪
〜お子さんと遊びたいあなたへ~
カードをじっくりと見つめて、本物の花々の中に紛れている"絵" の花の部分を指差してみて
ください。早い方が勝ち!
じっくり見つめることで、今まで気がつかなかった花の特徴に気がつくかもしれません。
お花が好きなお子さんとは、花の名前当てクイズも♪
〜コンプリートしたいあなたへ〜
見本のように花の名前を書き入れたり、(カードの裏面に花の名前が表記されています)
それぞれの花に関するひとくちメモを添えてスクラップすれば、シシリーの甘美な妖精たち
で綴る、あなただけの『植物図鑑』のできあがり♪
シシリーの描いた花は、庭先や道端の身近なものばかり。
花の名前を覚えるのにもぴったりです。
14セットすべてをひとつずつ集めると、全42種コンプリートとなります
私のポストカードのお花やフェアリーたちも、こんなに豊かな自然の中の素晴らしい絵本美術館に置いていただけて、喜んでいることでしょう
このような機会を与えて下さった 小淵沢絵本美術館様に心から感謝しております
皆様も、小淵沢、八ヶ岳方面にいらっしゃる機会があればぜひ、お立ち寄りください
選び抜かれて展示された絵本と原画にたっぷり浸って、心豊かな時間を過ごせることと思います