4月29日から 福島県金山町妖精美術館で始まりました「花の妖精展 翅のある愛しきものたち 」

今年は、シシリー・メアリー・バーカーの絵本Flower Fairies の 1冊目となる「Spring」が出版されてちょうど100年目にあたる年ですが
金山町妖精美術館でも、花と妖精にちなんだ展示が始まっています
シシリーの作品にインスパイアされ、シシリー同様、植物を正確に描きそしてその中に妖精猫を描いた中島祥子さんの作品を中心に6人の作家の作品が集まりました アイルランドには 「すべての猫は妖精だ」という古い言い伝えもあるそうで、 花と妖精と猫に耽溺する空間の出現です

私は今回、妖精たちのお庭をイメージしたフォトブースなど、空間演出を担当させていただきました
また、シシリーの描く植物が咲くその時季に、絵と実際の植物を一緒に写真におさめた作品で出展させていただいております

これから、少しずつ作家様のご紹介や、こちらの展覧会の様子をおとどけしていきますので、皆様お付き合いのほど、よろしくお願いいたします
今日はまず、妖精美術館のある金山町のご紹介
金山町は奥会津にある自然に囲まれ、まさに妖精のまちとよばれるにぴったりな場所 朝は朝霧に包まれ、幻想的な風景は物語の中に迷い込んだよう
そして、雪の深い土地に春の訪れとともに咲きだした、あらゆる植物たちに宿る生き生きとしたパワーを存分に感じました とにかく、色々な花が咲いていることにこちらまでスキップしたくなる嬉しさです

私は今回の展覧会で、初めて福島を訪れたのですが、奥会津の素晴らしさににすっかり魅了されてしまいました
とても山深い土地ではありますが、ぜひ多くの方にいらしていただきたいです
これから11月まで続く、この展覧会の間に、刻々と季節とともに変わる表情をたくさん見せてくれるでしょう

花の妖精展 翅のある愛しきものたち
福島県金山町妖精美術館
2023年4月29日~11月10日 9時~17時
休館日:水曜日(祝日の場合は翌日)